はい、こんぬつは。わたくしです。
今回は勝手にセカンドライフについて談義したいと思う。
2007年夏、日本ではセカンドライフバブルが起こったらしい。
というのもわたくしはそのときはまだセカンドライフの存在を知らなかった。
電2というところが大々的にお金が儲かるという触れ込みで宣伝していたらしい。
その年の秋、わくたしはシムズという箱庭ゲームにはまっていて、そのゲームがヌルヌルと動くPCを自作しようといろいろ部品を物色していた。そして友人に相談したところ、セカンドライフでもやるの?と聞かれてセカンドライフの存在を知った。
PCを組み上げてすぐさまセカンドライフのアカウントを取った。
最初、何をしていいのか分からなかったがシムズの箱庭ゲームのオンライン版という印象をもった。
その当時は大企業がたくさんセカンドライフに参入していていろいろな大企業のシムがたくさんあった。
シムという呼び名はシムズでは人間、すなわちセカンドライフで言うところのアバターとして使われていた。
対してセカンドライフではシムという呼び名は土地を意味していることを知った。
はじめのうちは大企業シムをめぐっていたように思う。
いろいろな仕掛けがあるシム。またはただ建物だけが鎮座しているシムなど様々だった。
面白かったのは仕掛けがあった大企業シム。
牢屋に潜入できるところが印象に残っている。
あるときTV局がやっているシムを発見した。
お笑い芸人の千原jr.がアバターとして出てきてTV放送もされているシムで、当時はよくそこに行っていた。
セカンドライフとTV番組が融合して自分のアバタがTVに映るかも知れないというドキドキ感もあった。
のちにその番組はなくなった。
2008年から2009年にかけてであろうか、大企業がセカンドライフから撤退していった。
芋づる式にどんどん撤退していった。
残ったのは個人シムとITベンチャー系のシムだった。
がしかし、最近になってITベンチャー系の会社も撤退していくようになった。
仮想空間はわくたし個人的にはすごく好きな空間だが企業は利益を出さねばならない。
相次ぐ企業の撤退は仮想空間でのお金儲けは今のところ難しいということを意味してるのかも知れない。
さて、セカンドライフでは他の仮想空間と違って個人が様々な商品を作って売ることができる。
有名なお店ではセカンドライフの売上だけでリアルの給料を上回る人もいるらしい。
2007年の頃と比べると、今売られている商品はすごくレベルが高くなっている。
これから個人で出店しようとする人はあらかじめものづくりに必要なスキルが高い人でないと利益を産むのは難しいかも知れない。必要なスキルとはテクスチャを描けたり3Dソフトを扱えたりプログラムを書けたり、そういうものだ。
なぜ企業が利益を出せないのか。
わくたしはセカンドライフ内で事業をしたことがないから分からない。
セカンドライフ内に看板を設置してWEBページへ誘導、といったことを初期の企業がやっていたが、それだと3D空間でなくてもいいという意見もよく聞いた。リンデンドル換金事業もダメなのだろうか。
2010年の今、土地ころがしも儲からないと聞く。
土地に家を建てて住むということに魅力を感じられなくなってきているのだろうか。
WEBではできなくて3Dでしかできないこととは一体何なのだろう。
これを見つけて事業化されれば再び企業も参入してくるかもしれない。
わくたし個人としては実はある程度、企業に帰ってきてもらいたいと思っている。
最近では日本人のユーザ人口も減っている気がする。
ビューアが新装してGUIも大幅に変わった。
それもあってかなぜかわくたしは再びセカンドライフ人口が増えていくような気がしている。
なんとなく漠然とだが。
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